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無添加住宅って?
“加えない”という価値。無添加住宅
お手本にしたは、シックハウス症候群のなかった頃の昔の家づくりです。
昔の家は土と木、そして草や紙などで構成され、バランスがとれていました。
その考えを軸に、現代の家づくりに合うよう何度も吟味を重ね、自然素材に徹底的にこだわって完成させたのが「無添加住宅」です。
無添加住宅はただの健康住宅だけでなく、夏や冬も快適で、経年変化が楽しめ、本物にしかない素材感やデザインなどの価値を提供します。
他にはない世界で一つだけの家、それが無添加住宅なのです。
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単なる健康住宅ではない、夏も冬も快適な家。
ただ単に自然素材を使うだけでは快適な家にはなりません。
夏や冬も心地よく暮らせることで、はじめて快適な住まいが実現します。
無添加住宅は独自の工法と本物の自然素材を使うことで、気持ちのよい室内空気環境を叶えています。
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お手入れをするごとに愛着が湧く時を刻む家。
自然素材は、お手入れをするごとに深みのある雰囲気を醸し出し、時が経てば経つほど愛着が湧きます。経年変化による美しさや風合いは、自然素材ならではの唯一無二な付加価値です。
素材について
無添加住宅には、他の家にはない様々な特長があります。漆喰や炭化コルク、天然石、米のりなど本物の自然素材を使用することによって、永く住まえることや省エネ効果、調湿性能など優れた機能を発揮します。口に入れてもいいほど身体にやさしい自然素材が、生きているが故に変化し、その過程を楽しむこともできる住まいです。
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漆喰・MOCOE
サイディングやビニールクロスでは表現できない、自然な風合いと癒しの空間をあなたの住まいに。
あなたが思い描く漆喰の家は…、
エーゲ海やプロバンス風?それとも日本の古民家風?
無添加住宅オリジナル漆喰なら、どんなデザインの住まいにもマッチする仕上がり。サイディングやビニールクロスでは表現できない風合いと、健康的な空間が生まれます。新築だけでなくリフォームにも最適な漆喰です。
MOCOEは外壁用の塗り壁材で、耐久性・安全性・意匠性に優れています。
MOCOEは塗り壁ならではの印象的な風景を創り出し、オリジナルな外観を演出します。 塗り壁材では難しかったカラーラインナップもご用意しています。
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クールーフ(天然石)
涼しい(クール)屋根(ルーフ)という意味を持つクールーフは、天然石である粘板岩を使用。
街並に映えるデザインにもなります。
クールーフは天然石である粘板岩を使用しています。粘板岩とは、数億年にわたり泥質堆積岩が圧密された地層の地下深くで、地殻変動によってもたらされた高温・高圧によって生じた岩石です。この岩石は板状に加工しやすく、建築材料として古くからヨーロッパなどで屋根材として利用されてきました。数百年もの風雨に耐えて、現在にその美しさを保っているヨーロッパの街並には、欠かすことのできないものとなっています。クールーフはこの石を独自の工法で葺く石の屋根です。
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炭化コルク
炭化コルクは商品にならないバージンコルクや、ワイン栓に使うコルクの残りなどを廃棄利用し、
蒸し焼きにして炭にしたものです。
炭化コルクはその名の通り、コルク樫の表皮からできています。
そのコルクの粒を型にはめ込み、高温の蒸気加熱と圧力を加えて生産します。コルク自身のヤニで固形化するため接着剤を使用せず、まさに天然コルク100%の断熱材です。その性能はとても優れ、断熱・防音調湿・耐腐食性・防虫性などの優れた性能を持っています。
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ウッドファイバー
生産の過程から、環境保全・環境負荷軽減・地球温暖化防止に最大限配慮したエコロジー商品です。
原料は不純物のない北海道産バージンチップを使用。住む人にも、建てる人にも安心・安全な断熱材です。
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米のり
先人たちの知恵を受け継ぐ…天然の接着剤。
無添加住宅は、木材の貼り合わせなどに使うのり(糊)すべてを、手づくりの米のりにしています。昔の大工さんは、朝一番、飯を木板の上で竹ベラでこねるのが仕事だったそうです。実際に米のりの接着力は強く、当社の実験でも木工用ボンドとほぼ同じ強度でした。こうした接着剤で十分な接着効果と健康的な効果が期待できるのです。
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無垢材
見ているだけでほっと和む質感。温かくしっとりと優しい肌触り。無垢材はナチュラルな暮らしにピッタリな素材です。
自然な環境で育った無垢材の表情は様々です。一本として同じものがないことを、短所ととらえるよりも自然の造形の美しさとしてお考え頂きたいのです。大量生産ではなく、じっくり年月をかけて育ってきた天然材だからこそ、ぬくもりと安らぎを人に与えることができるのです。無添加住宅では、色や硬さ木目にそれぞれの美しさを持つ無垢材を各種取りそろえています。飽きのこない自然の風合いは、プリント合板の製品とは比べ物にはなりません。
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柿渋
塗料には柿渋を使用。その風合いはペンキでは表せません。
時が経つほど、その価値を感じていただけることでしょう。
柿渋は、未熟な渋柿から製造しています。その柿渋を防腐・防カビとして、建具に独特の光沢を出す塗料として使っています。柿渋を塗ったところに太陽の光をあてると、徐々に深い味わいの色味に変化していきます。性能面もさることながら、その風合いはペンキでは現せません。天然素材なので安全な上に、時間が経つほどにその価値を感じていただけることと思います。
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サニタリー
森の水辺に居るような心癒されるサニタリー
原料は不純物のない北海道産バージンチップを使用。住む人にも、建てる人にも安心・安全な断熱材です。
空気について
家づくりで一番大切なことは何でしょうか。
省エネ性・断熱性・デザイン性・耐震性・耐火性など、人によって、大切にしている価値観は違うと思います。
そこで特に重要と考えているのが「室内の空気」です。「空気を制する者は、幸せを制す」室内の空気環境を良くすることで、日々その家で暮らす家族が健康な毎日を過ごすことができます。それこそが家族にとって、一番の価値になるのではないでしょうか。
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飲食物よりも身体に取り込む量が多い「空気」。
人体の物質摂取量をみると、食べ物は7%、飲料は8%。
それに対しして57%は室内の空気という結果が出ています。人が一生のうち、体内に取り込む物質で1番多いのが、実は「室内の空気」です。飲食物は人体の物質摂取量の中でわずか15%ほどです。
そんな中、約60%が「室内の空気」。
もっと分かりやすく言えば、人が1日に吸う空気は重さにして約21㎏、飲食物の約7倍なのです。
ご家族が健康に暮らすために、飲み物や食べ物は選べますが、呼吸する「空気」は選べません。家の中に過ごす時間も長いことから、室内の空気環境が大切になってきます。
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室内空気環境についての考察。
住宅に使われる建材から発生する化学物質などで室内の空気が汚れ、その化学物資を吸い続けると、場合によっては人体に健康被害を及ぼすことがあります。その症状はアレルギーや喘息、シックハウス症候群など様々。
厚生労働省は2002年に13種類の化学物質について濃度指針値を定め、さらに2003年には国土交通省が建築基準法を改正し、2つの化学物質を規制しました。また、新築や増改築の住宅には24時間換気する設備の設置を義務化しました。しかし、近年では規制された化学物質の代替物質が使われ、今後も新たな物質による健康被害が繰り返されることが予想されます。
【昔の家と現代の家の比較】
昔の家は壁のすき間から風が通り抜けていたので、室内の空気はそれほど問題にはなりませんでしたが、最近の気密性や断熱性が高い家では空気の汚れが溜まり危険な状況です。
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建材を選ぶことは、空気を選ぶこと。
室内の空気が汚れる主な原因には、ハウスダストや建材から放散される化学物質などがあげられます。ハウスダストはこまめに換気や掃除をする事で解消できますが、後者はリフォームしない限り空気を汚染し続けます。
その「空気」を作っているのが、室内に使われる建材ということです。ですので、室内の空気をきれいにするには「建材選び=空気選び」と考えるべきではないでしょうか。
溶剤成分や化学接着剤が入っていない建材を選択することで、思わず深呼吸したくなる、きれいな室内空気にすることができます。
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床面近くに潜む危険
室内に発生した化学物質のうち空気より重い物質は床面近くに滞留します。床面付近で生活の大半を過ごすお子さんは、建材や接着剤などから揮発した有害な化学物質を大人より多く「空気」として吸い込んでしまっているのです。
お子さんのための食事に善し悪しがあるように、室内の空気にも善し悪しがあります。
建材に使われる化学物質は種類も色々、その数も毎年増え続けているのです。